ビジネスブレイン太田昭和は2023年12月22日、株式会社トゥインクルの株式を取得して子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ビジネスブレイン太田昭和(9658・) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社トゥインクルの株主(個人3名。86.25%・7.5%・6.25%) |
| 譲渡対象 | 株式会社トゥインクル(ITソフトウェア開発事業、ITインフラサポート事業、ITサービスサポート事業、BPOサービス事業) |
| 所在地 | 東京都多摩市関戸 |
| 手法 | 株式譲渡(議決権所有割合100%を取得して子会社化) |
| 対価 | (概算額)3,000百万円(開示資料は、公平性及び妥当性を確保するために第三者評価機関によるDCF法等による株式価値算定の範囲内で決定したと記載) |
| 日程 | 2023年12月22日 取締役会決議日/2023年12月27日(予定) 株式譲渡契約締結日/2024年1月29日(予定) 株式譲渡実行日 |
取得株式数は800株(議決権の数800個)で、異動前の所有株式数は0株(議決権所有割合0%)、異動後は800株(議決権所有割合100%)です。取得価額は(概算額)3,000百万円です(出典:株式会社ビジネスブレイン太田昭和 2023年12月22日公表資料)
開示資料は、取得価額の算出にあたって、公平性及び妥当性を確保するために第三者評価機関によるDCF法等による株式価値算定の範囲内で決定したと注記しています。
対象会社は1996年2月1日設立、所在地は東京都多摩市関戸、資本金は5000万円で、ITソフトウェア開発事業、ITインフラサポート事業、ITサービスサポート事業、BPOサービス事業を行っています。大株主および持株比率は個人3名が86.25%、7.5%、6.25%と記載されています(出典:株式会社ビジネスブレイン太田昭和 2023年12月22日公表資料)
対象会社の純資産は2020年12月期703,976千円、2021年12月期901,364千円、2022年12月期1,093,650千円と記載されています(出典:株式会社ビジネスブレイン太田昭和 2023年12月22日公表資料)
日程は、取締役会決議日が2023年12月22日、株式譲渡契約締結日が2023年12月27日(予定)、株式譲渡実行日が2024年1月29日(予定)です。
出典: 株式会社ビジネスブレイン太田昭和「株式会社トゥインクルの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年12月22日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
純資産が十億円強の会社に、三十億円の値段が付いています。帳簿の金額の倍以上です。
差は、これから稼ぐ見込みに付いた値段です。開示資料も、将来の収益から測る方法で算定したと書いています。
中小企業の経営者にとって、ここが大事なところです。会社の値段は純資産だけで決まりません。
純資産が三期続けて増えている会社です。積み上がり方そのものも、評価の材料になります。
株主は三人で、筆頭が八割強を持っています。残りの二人からも集める段取りが入ります。
決議の時点で契約はまだ結ばれていません。締結を五日後の予定として開示しています。
上場会社が買う側だと、締結の前に社名が公になることがあります。従業員や取引先への説明の順番は、それを見込んで組みます。