ワールドは2025年1月15日、持分法適用関連会社であるOpenFashionの株式を追加取得して連結子会社とすると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ワールド(3612・東証プライム) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社OpenFashionの株主(本開示に記載なし) |
| 譲渡対象 | 株式会社OpenFashion(2014年設立、資本金3,000万円)(ファッション業界を主としたDXを推進するためのソリューションを提供するテックカンパニー) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 持分法適用関連会社の株式の追加取得による連結子会社化 |
| 対価 | (本開示に取得価額の記載はない)。取得後の持株比率は100% |
| 日程 | 2024年12月18日 取締役会決議/2025年2月28日 契約締結・株式譲渡実行 |
開示資料によれば、ファッションに特化したデジタルサービスを提供するOpenFashionは、市場のニーズに応じた機動的なシステム開発力とAIをはじめとする先端技術にトライするエンジニアを含むスタッフを有しているとされています。ワールドグループにおけるデジタル事業の推進と、同じくグループでシステムの構築・運営支援を行う株式会社ファッション・コ・ラボとの相乗効果を活かし、デジタル事業の一層の推進を図るとしています。
OpenFashionは東京都港区北青山に所在し、2014年設立、資本金3,000万円で、取得後の持株比率は100%となります(出典:株式会社ワールド 2025年1月15日公表資料)。
日程は、取締役会決議日が2024年12月18日、契約締結日および株式譲渡実行日が2025年2月28日です。今回の異動に伴う連結業績に与える影響は軽微とされています。
中小企業の経営者は、どう読むか
もともと持分法を適用する関連会社でした。少数で持っていた株を買い増して、百パーセントにしています。
少数で入り、様子を見てから全部を取る。段階を踏む買い方です。
中小企業の譲渡でも使えます。最初に三割を渡し、数年後に残りを渡す。買い手にも売り手にも考える時間ができます。
ただし、残りをいつ・いくらで渡すのかを最初に決めておきます。決めていないと、何年経っても話が進みません。
買い手が評価しているのは、開発力とエンジニアです。人が価値の中心にある会社では、その人たちが残ることが前提になります。