上下水道を軸とする建設コンサルタントのオリジナル設計は2025年7月29日、神戸市で上水道の設計・監理を主要事業とする日本技術サービス株式会社の株式を個人株主から取得し、子会社化したことを公表しました。決議と契約は7月28日、実行は29日です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | オリジナル設計株式会社(4642・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡対象 | 日本技術サービス株式会社(建設コンサルティング業(上下水道事業の設計、工事監理等)) |
| 所在地 | 兵庫県神戸市 |
| 手法 | 株式譲渡(個人株主から株式17,700株を取得し、子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「相手先との守秘義務により非開示」と記載) |
| 日程 | 取締役会決議・契約締結 2025年7月28日/実行 2025年7月29日 |
開示資料によれば、日本技術サービスは1980年4月設立、資本金10百万円で、2024年9月期の売上高は600百万円です。取得株式数は17,700株で、取得価額は守秘義務により非開示です(出典:オリジナル設計株式会社 2025年7月29日公表資料)。
オリジナル設計は、老朽化が進む水インフラの維持管理・更新のマネジメント需要が高まるなかで、施設情報管理などのシステムを使ったコンサルティングに力を入れており、上水道の設計・監理を主とする対象会社を迎えると説明しています。
中小企業の経営者は、どう読むか
同じ分野の建設コンサルタントどうしの承継です。技術者の資格と自治体との実績が価値の中心で、同業への承継は業務の続き方が想像しやすい形です。
決議の翌日に実行という短い日程です。個人株主との条件がすでに整っている案件では、公表と承継の完了がほぼ同時になります。