モンスターラボは2026年8月31日、連結子会社であるモンスターラボオムニバス(MLO)を株式交換完全子会社、SAMI Japan(SAMI)を株式交換完全親会社とする株式交換の効力が、予定どおり発生したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社SAMI Japan(株式交換完全親会社) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社モンスターラボ(5255・東証グロース。MLOの全株式を手放し、対価としてSAMIの株式を受け取る側) |
| 譲渡対象 | 株式会社モンスターラボオムニバス(MLO。モンスターラボの連結子会社)((開示資料に事業内容の記載なし)) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 株式交換(MLOを株式交換完全子会社、SAMI Japanを株式交換完全親会社とする)。対価はSAMIの普通株式 |
| 対価 | 対価としてSAMIの普通株式401,000株の割当てを受けた(取得の対価は保有していたMLO普通株式の全部)。うち66,666株を退職慰労金として譲渡し、現在の所有は334,334株(議決権所有割合34.91%) |
| 日程 | 2026年8月31日 株式交換の効力発生 |
開示資料によれば、株式交換の効力発生により、MLOはモンスターラボの連結子会社に該当しないこととなりました。また、モンスターラボは株式交換の対価としてSAMIの普通株式401,000株の割当てを受け、SAMIはモンスターラボの持分法適用関連会社となりました(出典:株式会社モンスターラボ 2026年8月31日公表資料)。
異動前の所有株式数は0株で、株式交換により取得した株式数は401,000株(取得の対価は保有していたMLO普通株式の全部)です。うち66,666株を退職慰労金として譲渡し、本開示日現在の所有株式数は334,334株(議決権334,334個、議決権所有割合34.91%)となっています(出典:株式会社モンスターラボ 2026年8月31日公表資料)。
中小企業の経営者は、どう読むか
子会社を手放しましたが、現金は受け取っていません。かわりに、受け取ったのは相手の会社の株です。
結果として、百パーセント持っていた子会社が、三割強を持つ関連会社に変わりました。連結から外れるかわりに、より大きな会社の一部を持つ形になります。
中小企業でも、同じ考え方の譲渡があります。自分の会社を同業の大きな会社に渡し、対価としてその会社の株を持つ。経営は相手に任せ、価値の伸びだけを受け取る形です。
受け取った株の一部を退職慰労金として渡している点も目を引きます。現金で払う慰労金を、受け取った株で充てている。対価が株だと、そのあとの使い方まで設計が要るということです。