スマレジは2026年9月25日、カシオ計算機の100%子会社である株式会社CXDネクストが営むネットレジ事業を吸収分割により承継することを決議し、同日付で吸収分割契約を締結したと公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社スマレジ(吸収分割承継会社)(4431・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社CXDネクスト(カシオ計算機株式会社の100%子会社。吸収分割会社) |
| 譲渡対象 | 株式会社CXDネクストが営むネットレジ事業(POS・レジ) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 吸収分割(簡易吸収分割)。CXDネクストが本事業に関して有する資産、負債、契約上の地位その他の権利義務のうち吸収分割契約に定めるものを承継。CXDネクストとその従業員との間の雇用契約およびこれに付随する権利義務の扱いについても記載がある |
| 対価 | 吸収分割の対価として、スマレジがCXDネクストに対し金1円を交付。資本金に変動はない |
| 日程 | 取締役会決議日 2026年9月25日/吸収分割契約締結日 2026年9月25日/効力発生日 2026年12月1日(予定) |
開示資料によれば、吸収分割の対価として、スマレジはCXDネクストに対し金1円を交付します。本吸収分割により増減する資本金はなく、資本金に変動はありません(出典:株式会社スマレジ 2026年9月25日公表資料)
スマレジは、効力発生日においてCXDネクストが本事業に関して有する資産、負債、契約上の地位その他の権利義務のうち、吸収分割契約において定めるものを承継します。CXDネクストとその従業員との間の雇用契約およびこれに付随する権利義務の扱いについても記載があります。
出典: 株式会社スマレジ(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「会社分割(簡易吸収分割)による権利義務の承継に関するお知らせ」(2026年09月25日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
対価は一円です。事業をもらう形に近いけれど、法律上は対価のある取引にしています。
一円になるのは、引き受ける負債や将来の費用が、事業の価値と見合っているときです。資産だけでなく負債も一緒に移ります。
中小企業でも、事業を一円で譲ることはあります。赤字の部門や、設備の更新が必要な事業です。
売る側から見れば対価はほぼ入りません。それでも、続けるより手放したほうが負担が軽くなることがあります。
雇用契約の扱いが契約で定められている点も要点です。会社分割では、その事業に従事する従業員の契約が移ります。誰が移るのかを明示しておきます。