ダイナパックは2023年12月25日、TKT Vietnam Plastic Packaging Joint Stock Companyの株式を取得して子会社化することを公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)ダイナパック株式会社(3947・)
譲渡(売り手)TKT Vietnam Plastic Packaging Joint Stock Companyの株主
譲渡対象TKT Vietnam Plastic Packaging Joint Stock Company(軟包装材の製造販売)
所在地ベトナム・ビンズオン省
手法株式譲渡(所有割合90%を取得して子会社化)
対価非開示(開示資料は、守秘義務により非開示としたうえで、独立した第三者機関に財務、法務および労務デューデリジェンスならびに企業価値の算出を依頼して決定しており、取得価額は軽微基準の範囲内となると記載)
日程2024年1月下旬(予定) 株式譲渡実行日

取得株式数は4,500,000株で、異動前の所有株式数は0株(議決権の数0個、所有割合0%)、異動後は4,500,000株(議決権の数4,500,000個、所有割合90%)です(出典:ダイナパック株式会社 2023年12月25日公表資料)

取得価額は非開示です。開示資料は、守秘義務により非開示としたうえで、独立した第三者機関に財務、法務および労務デューデリジェンスならびに企業価値の算出を依頼して決定しており、取得価額が軽微基準の範囲内となると記載しています。

対象会社は2014年12月設立、所在地はベトナム・ビンズオン省、資本金は約300百万円で、軟包装材の製造販売を行っています(出典:ダイナパック株式会社 2023年12月25日公表資料)

買い手は、中期計画で掲げている海外事業の持続的成長に取り組んでおり、現行の段ボール製造に加え軟包装製造機能を持つことで、拡大する包装資材需要をさらに取り込めると考えていることを記載しています。

日程は、株式譲渡実行日が2024年1月下旬(予定)です。

出典: ダイナパック株式会社「子会社の異動を伴う株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2023年12月25日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

調査の対象に、財務と法務のほかに労務が挙げられています。人に関する調べ方を分けて書く会社が増えています。

中小企業では、ここが値段を動かすことがあります。未払いの残業代、就業規則の不備、社会保険の加入漏れが見つかると、そのぶん引かれます。

逆に言えば、譲渡を考えるなら先に整えておけます。現状を把握するだけでも違います。

全部ではなく九割を取っています。残りは元の株主に残る形です。

作る設備を持つ会社です。製造の設備があると、調査では土地や建物、環境の履歴も見られます。

買い手は、自社が持っていない製造の機能を持つ相手を選んでいます。重なっていない相手だと、取り合いになりません。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。