コアコンセプト・テクノロジーは2024年4月16日、株式会社デジタルデザインサービスの株式を取得して子会社化すると公表しました。開示資料は、対象会社の発行済株式220株を2024年4月19日付で取得し完全子会社化すると記載しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社コアコンセプト・テクノロジー(4371・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有) |
| 譲渡対象 | 株式会社デジタルデザインサービス(CAD/CAM/CAE ソリューション) |
| 所在地 | 大阪府大阪市北区 |
| 手法 | 株式取得(完全子会社化)。開示資料は、対象会社の発行済株式220株を2024年4月19日付で取得し完全子会社化すると記載している |
| 対価 | 株式取得価額 200,000千円 |
| 日程 | 2024年4月16日 取締役会決議/2024年4月19日 株式取得(完全子会社化) |
取得株式数は220株(議決権の数220個)、株式取得価額は200,000千円です。取得前の議決権所有割合は―%、取得後は100%です(出典:株式会社コアコンセプト・テクノロジー 2024年4月16日公表資料)
対象会社は所在地が大阪府大阪市北区堂島二丁目1番31号、事業内容がCAD/CAM/CAEソリューション、資本金が11,000千円、設立が1998年9月18日です。経営成績は、売上高が349,025千円、377,690千円、310,448千円、営業利益が5,025千円、12,914千円、7,407千円、純資産が31,914千円、40,018千円、49,964千円と記載されています。
開示資料は、対象会社が大阪市を拠点に主に製造業向けにソフトウェア開発・ソフトウェア販売・技術者派遣を総合的に提供しており、3D設計CADソフトウェアの導入支援やPLMソフトウェアの導入支援に強みを有していると記載しています。買い手が手掛ける製造業向けDXの領域において、対象会社が長年培ってきた知見や技術を活用することにより、両社の発展を実現できると判断したとされています。
出典: 株式会社コアコンセプト・テクノロジー「株式会社デジタルデザインサービスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年04月16日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
純資産五千万円の会社に、二億円が付いています。四倍です。
直近期は売上が下がり、営業利益も前期の半分ほどになっています。
それでもこの値段が付くのは、技術者と導入実績が手に入るからです。
製造業向けのCADの導入支援は、人の経験が中身そのものになります。
中小企業の譲渡でも、人が価値の中心にある会社はこの形になります。
ただし人が辞めてしまえば、買った側には何も残りません。
だから買い手は、譲渡後も人が残る仕組みを契約で確かめようとします。
創業から二十六年の会社です。個人が全株を持っていました。