ユミルリンクは2024年6月14日、株式会社ROCの株式を取得して子会社化すると公表しました。取得は2回に分けて行われます。

開示された事実

譲受(買い手)ユミルリンク株式会社(4372・東証グロース)
譲渡(売り手)(開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有)
譲渡対象株式会社ROC(SNSソリューション事業・SaaS事業)
所在地神戸市中央区
手法株式取得(子会社化)。2回に分けて取得する。1回目で議決権所有割合90%、2回目で100%となる
対価取得価額は株式取得先の要望により非公開
日程2024年6月14日 取締役会決議日/2024年6月17日 契約締結日/2024年9月2日 株式譲渡実行日(1回目・予定)/2027年9月1日 株式譲渡実行日(2回目・予定)

取得株式数は2024年9月2日に90株(議決権の数90個)、2027年9月1日に10株(議決権の数10個)です。取得前の所有株式数は0株(議決権の数0個、議決権所有割合0%)、2024年9月2日時点の異動後の所有株式数は90株(議決権の数90個、議決権所有割合90%)、2027年9月1日時点では100株(議決権の数100個、議決権所有割合100%)となります。取得価額は株式取得先の要望により非公開とされています(出典:ユミルリンク株式会社 2024年6月14日公表資料)

対象会社は所在地が神戸市中央区磯上通四丁目1番14号、事業内容がSNSソリューション事業・SaaS事業、資本金が1百万円、設立が2016年2月2日です。経営成績は、売上高が113百万円、137百万円、148百万円、営業損益が9百万円、△7百万円、△5百万円、純資産が1百万円、△8百万円、△13百万円と記載されています(出典:ユミルリンク株式会社 2024年6月14日公表資料)

開示資料は目的について、買い手が法人向けにメッセージングプラットフォームを主にSaaS形式で提供しており、企業における消費者とのコミュニケーション・マーケティング手段が多様化していることを受けてコミュニケーション手段を多様化することで事業領域の拡大に取り組んでいることを記載しています。

対象会社については、2016年より法人向けにアカウント運用代行やSNS運用改善ソフトウェアによるSaaS事業を手掛けてきたと記載されています。買い手は子会社化により、対象会社の持つSNSマーケティングノウハウの取得やSaaSのシステム連携、両社間での相互送客などの相乗効果を見込んでいるとされています。

出典: ユミルリンク株式会社「株式会社ROCの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年06月14日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

一回目と二回目の間が三年あります。残りの一割を三年後に取る形です。

一割を売り手に残すのは、譲渡後も関わってもらうためです。

三年経てば、引き継ぎは終わっているという見込みなのでしょう。

中小企業の譲渡でも、こういう段取りはあります。段階的な引き渡しです。

売る側は、三年間は株主として残ります。会社の行方に関わり続けます。

ただし三年後の値段をどう決めるかは、最初の契約で書いておくことになります。

書いていなければ、三年後にもう一度交渉が始まります。

債務超過の会社です。それでも九割を取りに行く判断がされています。

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この開示についてのよくあるご質問

A.譲受(買い手)はユミルリンク株式会社(4372・東証グロース)です。譲渡(売り手)は(開示資料に個人株主として記載。当サイトの方針により氏名は再掲しない。対象会社の株式を100%保有)です。譲渡対象は株式会社ROC(SNSソリューション事業・SaaS事業)です。
A.株式取得(子会社化)。2回に分けて取得する。1回目で議決権所有割合90%、2回目で100%となる
A.取得価額は株式取得先の要望により非公開
A.2024年6月14日 取締役会決議日/2024年6月17日 契約締結日/2024年9月2日 株式譲渡実行日(1回目・予定)/2027年9月1日 株式譲渡実行日(2回目・予定)
A.本記事はユミルリンク株式会社「株式会社ROCの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」(2024年06月14日公表)をもとに要約したものです。当社が関与した案件ではありません。
本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。