バリュークリエーションは2025年3月18日開催の取締役会で、Dad株式会社から事業を譲り受けることを決議したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)バリュークリエーション株式会社(9238・東証グロース)
譲渡(売り手)Dad株式会社(福岡県福岡市)
譲渡対象Dad株式会社の事業(WEBマーケティング事業、メディア運営事業、ECサイト運営事業、クリエイティブデザイン事業)
所在地福岡県福岡市
手法事業譲受
対価40百万円(現金決済)。加えて、譲渡日から2年間(2025年4月1日から2027年3月31日まで)に当該事業から発生した売上総利益が一定水準を超えた場合、追加の対価として最大で60百万円の支払が発生する可能性があると記載
日程取締役会決議日 2025年3月18日/契約締結日 2025年3月18日/事業開始日 2025年4月1日(予定)

譲り受け額は40百万円で、現金による決済を予定しています。さらに、譲渡日から2年間(2025年4月1日から2027年3月31日まで)に当該事業から発生した売上総利益が一定水準を超えた場合、追加の対価として最大で60百万円の支払が発生する可能性があると記載されています(出典:バリュークリエーション株式会社 2025年3月18日公表資料)

売り手のDad株式会社は2015年4月の設立で、資本金は2,000千円、所在地は福岡県福岡市です。WEBマーケティング、メディア運営、ECサイト運営、クリエイティブデザインの各事業を手がけています(出典:バリュークリエーション株式会社 2025年3月18日公表資料)

売り手の純資産と総資産は、取引先の意向により公表を控えると記載されています。

会計処理は企業結合会計上の「取得」に該当し、取得原価の配分および正のれん・無形固定資産の金額と償却期間は精査中とされています。事業開始日は2025年4月1日の予定です。

出典: バリュークリエーション株式会社(TDnet適時開示。TDnetでの公開期間が終了しているため、URLは株探が保存する原本PDF)「事業譲受に関するお知らせ」(2025年03月18日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

先に払う額より、条件を満たせば払う額のほうが大きい取引です。売り手の受け取りは、譲ったあとの成績で決まります。

判定の期間が二年で、見る指標は売上総利益と書かれています。何を、いつまで見るかが決まっていないと争いになります。

中小企業の譲渡でも、この形は使われます。買い手は払いすぎを避けられ、売り手は伸びた分を受け取れます。

ただし、譲ったあとの運営は買い手が決めます。売り手の手を離れた数字で判定されることを、先に理解しておきます。

売り手の財務の数字は非開示です。買う側は調べますが、外から見える情報は限られます。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。