ICは2025年4月4日、株式会社日本画像配信の株式を取得し完全子会社化すると公表しました。実行日は2025年4月10日を予定しています。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社IC(4769・東証スタンダード) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 対象会社の個人株主(先方の意向を踏まえ開示を控えるとされている) |
| 譲渡対象 | 株式会社日本画像配信(システムエンジニアリングサービスおよびソフトウェアの受託開発) |
| 所在地 | 福岡県福岡市博多区 |
| 手法 | 株式取得(完全子会社化) |
| 対価 | 取得価額については相手先との協議により開示を控えるとされている |
| 日程 | 2025年4月4日 取締役会決議日/2025年4月10日 契約締結日/2025年4月10日(予定) 実行日 |
取得株式数は2,500株(議決権所有割合100.0%)で、取得前の議決権所有割合は0.0%、取得後は100.0%となります。取得価額については相手先との協議により開示を控えるとされています(出典:株式会社IC 2025年4月4日公表資料)
対象会社は所在地が福岡市博多区博多駅前三丁目28番6号、資本金が2,500万円、設立が2006年12月26日です。株主は個人であり、先方の意向を踏まえて開示を控えるとされています。経営成績は、売上高が381,813千円、416,040千円、440,512千円、営業利益が▲3,785千円、4,528千円、10,820千円、純資産が36,690千円、39,913千円、48,224千円と3期分が記載されています。1株当たり純資産は14,676円7銭、15,965円50銭、19,289円85銭です(出典:株式会社IC 2025年4月4日公表資料)
開示資料は、買い手グループが関東エリアを中心にソフトウェア開発、インフラ設計構築、システム運用支援、ITコンサルティングなどを提供するITソリューション事業と、自社開発のITサービスを提供するITサービス事業を展開していることを記載しています。
開示資料は、買い手グループが中期経営計画に基づく資本戦略として人材投資、事業・研究開発投資、M&A投資を推進していること、対象会社がシステムエンジニアリングサービスおよびソフトウェアの受託開発を手掛ける設立18年の企業で買い手グループのITソリューション事業と親和性が高いことを記載しています。
出典: 株式会社IC「株式会社日本画像配信の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ」(2025年04月04日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
売上四億四千万円、営業利益一千万円の会社です。
三期前は営業赤字で、そこから黒字に転じています。
改善の途中ではなく、改善してから譲っている形です。
買い手が関東、売り手が福岡で、地域が違います。
人手が足りない業種では、別の地域の会社を買う理由になります。
現地の採用網と、現地の取引先が手に入ります。
中小企業でも、地方にあることが不利とは限りません。
むしろ、その地域で人を採れることが評価されます。
自社の立地が相手にとって何を意味するかは、確かめる価値があります。