MacbeePlanetは2026年9月10日、連結子会社である株式会社AllAdsの株式を譲渡すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | AA分割準備株式会社(仮。2026年9月下旬〜10月上旬に設立予定。株式会社AllAdsHDが100%を保有。事業内容は持分・出資の保有および管理) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社MacbeePlanet(7095・東証プライム) |
| 譲渡対象 | 株式会社AllAds(2004年7月9日設立、資本金428,525,600円。2023年にMacbeePlanetグループに参画)(LTVマーケティング事業) |
| 所在地 | 東京都港区 |
| 手法 | 株式譲渡。譲渡先は設立予定の新会社で、その親会社である株式会社AllAdsHDが発起人。譲渡後もMacbeePlanetは対象会社との資本関係および人的関係、広告取引を継続する予定 |
| 対価 | (本開示に譲渡価額の記載はない) |
| 日程 | 2026年9月10日 取締役会決議・契約締結(発起人が設立中の譲渡先のために締結)/2026年9月下旬〜10月上旬 譲渡先の設立完了(予定)/2026年10月 株式譲渡実行(予定)。実行は譲渡先による金融機関からの融資実行その他所定の前提条件が充足されることを条件 |
開示資料によれば、同社は成果報酬のLTVマーケティングで培ったノウハウをもとに事業経営へ進出し、マーケティングから始まる会社への転換を進めています。対象会社は2023年にグループに参画して以降、同社のテクノロジーを活用して発展してきましたが、同社には異なる専門性・アプローチが求められているとしています。
譲渡により回収した資金を新規事業やM&Aに投下してグループの再成長を加速させるとともに、対象会社においては同社経営陣による機動的な意思決定を可能とすることが、グループの企業価値向上に資する最善の選択であると判断したとされています。譲渡後もMacbeePlanetは対象会社との間で資本関係および人的関係、広告取引を継続する予定です。
対象会社は2004年7月9日設立、資本金428,525,600円で、LTVマーケティング事業を営んでいます。譲渡先はAA分割準備株式会社(仮)で、2026年9月下旬〜10月上旬に設立予定、株式会社AllAdsHDが100%を保有し、事業内容は持分・出資の保有および管理です(出典:株式会社MacbeePlanet 2026年9月10日公表資料)
日程は、2026年9月10日に取締役会決議および契約締結(発起人である株式会社AllAdsHDが設立中の譲渡先のために締結)、譲渡先の設立完了日が2026年9月下旬〜10月上旬の予定、株式譲渡実行日が2026年10月の予定です。実行は譲渡先による金融機関からの融資実行その他所定の前提条件が充足されることを条件とします。
出典: 株式会社MacbeePlanet(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「連結子会社の異動を伴う株式の譲渡に関するお知らせ」(2026年09月10日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
買い手は、まだ存在していない会社です。契約は発起人が「設立中の会社のために」結んでいます。
この形は、経営陣が自分の会社を買い取るときに使われます。買うための会社を新しく作り、そこで借入をして、買った会社の利益で返していきます。
譲渡後も資本関係と人的関係、広告取引を続けると書かれています。切り離すけれど、縁は切らない。取引先としての関係は残す形です。
中小企業でも、役員や従業員が会社を買い取る形はあります。外から買い手を探すより、中身を知っている人のほうが引き継ぎは早い。
ただし、買う側に資金がありません。だから融資が下りることが実行の条件になります。この開示にも「融資実行その他所定の前提条件」と書かれています。融資が下りなければ、話はそこで止まります。