ティーケーピーは2026年9月16日、連結子会社であるTKPSPV-1号を吸収合併することについて公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社ティーケーピー(吸収合併存続会社)(3479・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | (完全子会社との合併のため、社外の売り手は存在しない) |
| 譲渡対象 | 株式会社TKPSPV-1号(ティーケーピーの完全子会社。合併により解散)(ホテル用不動産の取得、建設、および賃貸借等) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 吸収合併。存続会社については会社法第796条第2項の規定に基づく簡易合併、消滅会社については会社法第784条第1項の規定に基づく略式合併であるため、それぞれ株主総会決議を経ずに決定 |
| 対価 | (完全子会社との合併のため、新株の発行等はない) |
| 日程 | 2026年8月21日 合併契約承認取締役会決議/2026年8月31日 合併契約書締結/2026年11月1日 合併の効力発生(予定) |
開示資料によれば、TKPSPV-1号はホテル用不動産の取得、建設、および賃貸借等を主軸に事業を展開しており、経営資源の集約、経営効率化を目的として吸収合併することとしたとされています。
日程は、合併契約承認取締役会決議が2026年8月21日、合併契約書締結日が2026年8月31日、合併の効力発生日が2026年11月1日の予定です。存続会社については会社法第796条第2項の規定に基づく簡易合併、TKPSPV-1号については会社法第784条第1項の規定に基づく略式合併であるため、それぞれ株主総会決議を経ずに合併を決定しています(出典:株式会社ティーケーピー 2026年9月16日公表資料)
出典: 株式会社ティーケーピー(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「連結子会社の吸収合併(簡易合併)に関するお知らせ」(2026年09月16日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
社名に「SPV」と付いています。特定の目的のために作られた会社という意味で、ここでは不動産を持つための器でした。
不動産を別会社で持つのは、資金を借りやすくするためや、リスクを切り分けるためです。目的が済めば、器は畳みます。
中小企業でも、本社や工場の不動産を別会社で持っていることがあります。譲渡のときに、この会社をどうするかが論点になります。
買い手は不動産まで欲しいのか、事業だけ欲しいのか。欲しくないなら、不動産会社は売り手側に残す形にできます。
分けておくと、こうした選択ができます。かわりに会社が増えるので、決算と届出の手間も増えます。