ワキタは2026年9月24日、連結子会社であるコルディアを吸収合併すると公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)株式会社ワキタ(吸収合併存続会社)(8125・東証プライム)
譲渡(売り手)(完全子会社との合併のため、社外の売り手は存在しない)
譲渡対象株式会社コルディア(ワキタの100%出資の連結子会社。ホテルの土地の一部を所有し、ワキタが賃借。合併により消滅)(不動産の所有)
所在地日本
手法吸収合併。存続会社については会社法第796条第2項に定める簡易合併、消滅会社については会社法第784条第1項に定める略式合併に該当するため、いずれも合併契約に関する株主総会の承認を得ることなく行う
対価(完全子会社との合併のため、割当ての記載なし)
日程2026年9月24日 合併契約承認の取締役会決議/2026年10月19日 合併契約締結(予定)/2027年1月1日 合併期日(効力発生日・予定)

開示資料によれば、コルディアはワキタの100%出資の連結子会社であり、現在ホテルの土地の一部を所有してワキタが賃借しています。ワキタは不動産事業として賃貸オフィス、賃貸マンションを所有しており、グループにおける不動産所有の一元化を図ることを目的として合併を行うとされています(出典:株式会社ワキタ 2026年9月24日公表資料)

日程は、合併契約承認の取締役会決議日が2026年9月24日、合併契約締結日が2026年10月19日の予定、合併期日(効力発生日)が2027年1月1日の予定です。存続会社については会社法第796条第2項に定める簡易合併、コルディアについては会社法第784条第1項に定める略式合併に該当するため、いずれも合併契約に関する株主総会の承認を得ることなく行うとされています(出典:株式会社ワキタ 2026年9月24日公表資料)

出典: 株式会社ワキタ(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「連結子会社の吸収合併(簡易合併・略式合併)に関するお知らせ」(2026年09月24日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

子会社が土地を持ち、親会社がそれを借りていました。グループの中で、賃貸借の関係が生じていた形です。

合併すれば、所有と使用が同じ会社になります。賃料のやり取りも不要になり、不動産がどこにあるかも分かりやすくなります。

中小企業でも、オーナーの別会社が不動産を持ち、本体が借りていることがよくあります。譲渡のときに、ここが論点になります。

買い手は事業だけ欲しいのか、不動産まで欲しいのか。欲しくないなら、不動産は売り手側に残して賃貸を続ける形にできます。

ただし、賃貸を続けるなら契約の条件を先に決めておきます。賃料はいくらか、期間は何年か、途中で解約できるのか。譲渡後の収入になる部分です。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。