不動産開発のコロンビア・ワークスは2025年1月21日、ACSホールディングス株式会社の普通株式95,000株を取得し、議決権割合100%とすることを公表しました。相手方は個人株主です。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社コロンビア・ワークス(146A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡対象 | ACSホールディングス株式会社(建設・不動産関連) |
| 所在地 | 沖縄県 |
| 手法 | 株式取得。個人株主から普通株式95,000株(議決権割合100%)を取得 |
| 対価 | 非公開(当事者間の守秘義務契約により非公開) |
| 日程 | 取締役会決議 2025年1月21日/株式譲渡契約締結 2025年1月23日/株式譲渡実行 2025年2月28日 |
取得価額は当事者間の守秘義務契約により非公開とされています(出典:株式会社コロンビア・ワークス 2025年1月21日公表資料)。
対象会社の売上高は1,380,993千円、営業利益は170,402千円、経常利益は271,549千円、当期純利益は195,079千円、純資産は1,559,078千円、総資産は3,324,162千円と記載されています(出典:株式会社コロンビア・ワークス 2025年1月21日公表資料)。
株式譲渡契約締結日は2025年1月23日、株式譲渡実行日は2025年2月28日です(出典:株式会社コロンビア・ワークス 2025年1月21日公表資料)。
開示資料は、2024年12月期の連結業績に与える影響はないとしています。
中小企業の経営者は、どう読むか
売上は十四億円ほど、利益は安定して出ており、純資産は十五億円を超えています。借入に依存せず積み上げてきた会社だということが数字から読めます。財務の状態は、譲渡のときに手元に残る金額に直接効いてきます。
株主は個人一名です。株主が一人なら、譲渡の手続は軽くなります。日程を左右するのは金額の大小ではなく、株主の数と必要な手続の有無です。
決議から契約締結までに二日、実行までさらに一か月以上あります。契約を交わした日に代金が動くわけではありません。その間に何をしてよくて何をしてはいけないかも、契約で決まります。
取得価額は守秘義務契約により非公開です。誰にいくらで渡したかを知られたくないという希望は、実務でよく出てきます。
経常利益が営業利益を上回っています。営業外の収益があるということです。本業の利益と、それ以外の利益は分けて見られます。自社の利益がどこから出ているかを説明できるようにしておく価値があります。