Terra Droneは2025年3月14日、災害復旧事業と施工管理ソフト事業を行うTerraDX Solutions株式会社の株式を取得し、子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | Terra Drone株式会社(278A・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | TerraDX Solutions株式会社の株主(個人1名・持株比率100.0%。買い手の代表取締役であり、資産管理会社と合わせて買い手の株式を63.8%所有) |
| 譲渡対象 | TerraDX Solutions株式会社(災害復旧事業、施工管理ソフト事業) |
| 所在地 | 東京都新宿区 |
| 手法 | 株式譲渡(全株式の取得・子会社化)。売り手は買い手の代表取締役 |
| 対価 | 株式取得費用 14,000千円。ほかに財務デューデリジェンス費用 850千円、労務デューデリジェンス費用 300千円、法務デューデリジェンス費用(開示資料に記載) |
| 日程 | 取締役会決議日 2025年3月14日/契約締結日 2025年3月14日/株式譲渡実行日 2025年3月14日 |
取得株式数は2,000株です。取得価額は株式取得費用が14,000千円で、ほかに財務デューデリジェンス費用850千円、労務デューデリジェンス費用300千円などが記載されています(出典:Terra Drone株式会社 2025年3月14日公表資料)
売り手は対象会社の株式を100.0%保有する個人1名です。開示資料には、この個人が買い手の代表取締役であり、資産管理会社と合わせて買い手の株式を5,211,900株(所有割合63.8%)所有していると記載されています(出典:Terra Drone株式会社 2025年3月14日公表資料)
対象会社は2021年2月1日の設立で、資本金は1,000万円、所在地は東京都新宿区です(出典:Terra Drone株式会社 2025年3月14日公表資料)
日程は、取締役会決議日・契約締結日・株式譲渡実行日がいずれも2025年3月14日です。
中小企業の経営者は、どう読むか
売り手が、買い手の代表取締役です。自分の会社を、自分が経営する上場会社に売る形です。
この形は利害がぶつかります。価格を高くすれば売り手が得をし、買い手の他の株主が損をします。
だから外部のデューデリジェンスの費用が個別に書かれています。第三者に調べさせた記録を残しています。
中小企業でも、オーナーが複数の会社を持っていて、その間で売買することがあります。身内の取引は、外から見て妥当かを問われます。
価格の根拠と、調べた人が誰かを残す。身内の取引では、そこが取引そのものより重く見られます。