フォーサイドは2026年9月4日、マカルーデジタル(東京都世田谷区)の株式を取得して子会社とすることを決議し、最終契約書を締結したと公表しました。

開示された事実

譲受(買い手)フォーサイド株式会社(2330・東証スタンダード)
譲渡(売り手)株式会社マカルーデジタルの個人株主4名(持株比率40%・20%・20%・20%。氏名は開示資料に記載があるが本記事では記載しない)
譲渡対象株式会社マカルーデジタル(2012年8月13日設立、資本金4百万円)(ホームページ関連ソフトウェアの開発・研究・販売等、ホームページの企画・制作・管理・運営、ホスティングサービス)
所在地東京都世田谷区
手法株式取得(100%取得による子会社化)。特定子会社の異動に該当
対価取得株式数50株。取得価額はマカルーデジタル社の普通株式50百万円、アドバイザリー費用等29百万円、合計79百万円。取得後の議決権所有割合100%。取得価額は公平性・妥当性を確保するため独立した第三者機関である株式会社MIコンサルティング(愛知県名古屋市)の評価を踏まえて決定
日程2026年9月4日 取締役会決議・最終契約書締結/2026年10月1日 株式譲渡実行(予定)

同社は2000年3月の創業からデジタルコンテンツの配信を基軸事業として展開する一方、2017年3月にプライズ事業を営む株式会社ブレイク、2025年3月に総合人材サービス事業を営む株式会社antzをM&Aにより子会社化し、2019年7月に出版事業、2024年2月にAI関連事業を開始してきたとしています。専門性の高い技術力やノウハウを有し独自の事業基盤を構築している企業を対象として、事業領域の拡大およびグループの相乗効果の創出を図る方針が示されています。

マカルーデジタルは2012年8月13日設立、資本金4百万円で、ホームページ関連ソフトウェアの開発・研究・販売等、ホームページの企画・制作・管理・運営、ホスティングサービスを行っています。株主は個人4名で、持株比率は40%・20%・20%・20%です(出典:フォーサイド株式会社 2026年9月4日公表資料)

取得株式数は50株、取得価額はマカルーデジタル社の普通株式50百万円とアドバイザリー費用等29百万円で、合計79百万円です。取得後の所有株式数は50株(議決権50個、議決権所有割合100%)となります(出典:フォーサイド株式会社 2026年9月4日公表資料)

取得価額については、公平性・妥当性を確保するため、独立した第三者機関である株式会社MIコンサルティング(愛知県名古屋市)の評価を踏まえて決定されたと記載されています。日程は2026年9月4日に取締役会決議および最終契約書締結、株式譲渡実行日は2026年10月1日の予定です。

出典: フォーサイド株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「株式取得による子会社化及び特定子会社の異動に関するお知らせ」(2026年09月04日公表)

中小企業の経営者は、どう読むか

株の代金が五千万円で、アドバイザリー費用等が二千九百万円。株の代金に対して、仲介や調査にかかる費用がかなりの割合を占めています。

小さい会社を買うほど、この比率は上がります。調査にかかる手間は会社の大きさに比例しないからです。買い手の予算を考えるときは、価格だけでなく費用も入れておきます。

売り手は個人四名で、持ち分は四割と二割が三人。一人でも売らないと言えば、百パーセントにはなりません。全員の合意をどう揃えるかが、この形の山場です。

中小企業では、創業メンバーで株を分けていることがよくあります。譲渡の話を始める前に、全員が同じ方向を向いているかを確かめます。

価格は第三者機関の評価を踏まえて決めたと書かれています。株主が複数いるときほど、これが効きます。誰かが「安すぎる」と言ったときに、根拠を示せるからです。

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本記事は、各社が公表した適時開示資料などの一次情報を当社が要約したものです。当社の成約実績ではなく、当社が関与した案件でもありません。記載の事実は公表日時点のもので、その後変更されることがあります。詳細は出典の資料をご確認ください。