ミンカブ・ジ・インフォノイドは2026年9月17日、完全子会社である株式会社ライブドアの全株式をSBIグループへ譲渡すると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | SBIグループ(具体的な相手方は最終調整中で、2026年11月中旬予定の株式譲渡契約締結までに確定予定) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436・東証グロース) |
| 譲渡対象 | 株式会社ライブドア(ミンカブの完全子会社)(メディア) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 株式譲渡(完全子会社の全株式の譲渡)。臨時株主総会の承認を条件とする |
| 対価 | 譲渡株式数1,099株(議決権1,099個、議決権所有割合100%)、譲渡価額75億円(予定)。譲渡後の所有は0株 |
| 日程 | 2026年5月19日 資本業務提携に向けた基本合意を公表/2026年11月中旬 株式譲渡契約の締結/2026年12月初旬 契約承認に関する臨時株主総会/2026年12月下旬 株式譲渡の実行 |
開示資料によれば、同社とSBIは2026年5月19日付の基本合意の公表以降、SBIグループにおけるネオメディア構想を踏まえ、同社とライブドアとの相乗効果最大化に向けた資本・業務提携について協議を重ねてきました。その結果、ライブドアについてはSBIグループに譲渡し、ミンカブはSBIおよびNTTデータとの連携のもとソリューション事業に経営資源を集中することとしたとされています。
SBIグループが有する資本力、幅広い事業領域及び顧客基盤をライブドアの事業・アセットと結び付けることが、その潜在価値を一層引き出しさらなる成長につながると判断し、株主総会の承認を条件として保有するライブドアの全株式を譲渡することとしたとされています。
譲渡株式数は1,099株(議決権1,099個、議決権所有割合100%)、譲渡価額は75億円(予定)で、譲渡後の所有株式数は0株です。譲渡先はSBIグループに対して譲渡することを予定していますが、具体的な相手方は最終調整中で、2026年11月中旬予定の株式譲渡契約締結までに確定予定とされています(出典:株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 2026年9月17日公表資料)
日程は、株式譲渡契約の締結の時期が2026年11月中旬、契約の承認に関する臨時株主総会の時期が2026年12月初旬、株式譲渡の実行の時期が2026年12月下旬です。
出典: 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「連結子会社の異動を伴う株式譲渡に関するお知らせ(開示事項の経過)」(2026年09月17日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
譲渡先が「SBIグループ」までしか決まっていません。グループのどの会社が買うかは、契約を結ぶまでに決めるとしています。
買う側のグループの中で、どの器で受けるかを後から決めることはあります。資金の出し方や税務の都合で変わるからです。
中小企業の譲渡でも、買い手が「どの会社で買うか」を後で言ってくることがあります。親会社が買うのか、子会社が買うのか、新しく作った会社が買うのか。
ここは確かめておきます。契約の相手方がどこかによって、代金を払う力も、約束を守る立場も変わります。
株主総会の承認が条件になっています。会社の重要な子会社を売るときは、取締役会だけでは決められないことがあります。中小企業でも、定款と会社法の定めを先に確かめます。