バルテス・ホールディングスは2026年9月25日、オプティムの株式を取得して子会社とすると公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | バルテス・ホールディングス株式会社(4442・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社オプティムの株主である国内の個人(相手方の意向により氏名・住所は非開示。個人名は掲載していません) |
| 譲渡対象 | 株式会社オプティム((本開示に事業内容の詳細な記載はない)) |
| 所在地 | 日本 |
| 手法 | 株式取得(100%取得による子会社化) |
| 対価 | 取得株式数200株。取得価額はオプティム社の普通株式300,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)29,900千円、合計(概算額)329,900千円。取得後の議決権所有割合100%。取得価額は第三者機関による会計・税務及び法務デューデリジェンスの結果等を踏まえて総合的に勘案し、株主と協議の上で決定 |
| 日程 | 2026年9月25日 取締役会決議・契約締結/2026年9月30日 株式譲渡実行(予定) |
開示資料によれば、同社グループは2004年の設立以来ソフトウェアテストを主体とする品質向上支援サービスを提供しており、上流工程における品質コンサルティング、体系的なテスト手法及びテストエンジニア教育メソッドを強みとしています。現在では年間7,000件以上のプロジェクトを手掛けており、ソフトウェアテストに関する国際的な資格認定機関「ISTQB」の最高位ランクである「Global Partner」に日本で初めて認定されたと記載されています(出典:バルテス・ホールディングス株式会社 2026年9月25日公表資料)
主業となるソフトウェアテスト事業においては、従前は組込み系及びWeb系(Eコマース)の業界で事業を拡大してきましたが、近年は参入障壁の高いエンタープライズ領域の拡大に注力し、ユーザー企業から直接受入れテストを受注するケースなどが増えているとされています。
取得株式数は200株で、取得価額はオプティム社の普通株式300,000千円、アドバイザリー費用等(概算額)29,900千円、合計(概算額)329,900千円です。取得後の議決権所有割合は100%となります。取得価額は第三者機関による会計・税務及び法務デューデリジェンスの結果等を踏まえて総合的に勘案し、オプティム社の株主と協議の上で決定したとされています(出典:バルテス・ホールディングス株式会社 2026年9月25日公表資料)
日程は、取締役会決議日および契約締結日が2026年9月25日、株式譲渡実行日が2026年9月30日の予定です(出典:バルテス・ホールディングス株式会社 2026年9月25日公表資料)
出典: バルテス・ホールディングス株式会社(TDnet 適時開示。東京証券取引所 適時開示情報閲覧サービス)「株式会社オプティムの株式取得(子会社化)に関するお知らせ」(2026年09月25日公表)
中小企業の経営者は、どう読むか
価格の決め方が具体的に書かれています。会計・税務・法務の三つの調査の結果を踏まえて、株主と話し合って決めた。
調査を三つ入れるのは、見る場所が違うからです。会計は数字の実態、税務は過去の申告、法務は契約と訴訟。どれかだけでは足りません。
中小企業の譲渡でも、この三つは必ず見られます。売り手として先に自分で確かめておくと、交渉で不意を打たれません。
よく出るのは、未払いの残業代、社会保険の未加入、在庫の過大計上、取引先との契約が書面に無いこと。
アドバイザリー費用は約三千万円で、株の代金の一割です。この取引は「調査をしっかり入れた」ことが費用に表れています。