ゲーム・エンタメ業界向けの人材サービスを展開するコンフィデンス・インターワークスは2026年9月30日、株式会社flaggsの株式を取得し連結子会社化することを公表しました。
開示された事実
| 譲受(買い手) | 株式会社コンフィデンス・インターワークス(7374・東証グロース) |
|---|---|
| 譲渡(売り手) | 株式会社flaggsの個人株主(当サイトでは個人名を掲載していません。取得前の持株比率は81.46%、ほかに株式会社Cygames 15.00%、その他3.54%) |
| 譲渡対象 | 株式会社flaggs(ゲームの企画・開発・運営) |
| 所在地 | 東京都品川区 |
| 手法 | 株式取得(34,168株を取得して連結子会社化) |
| 対価 | 非開示(開示資料に「相手先との守秘義務契約により非開示とさせていただきますが、取得価額は、外部専門家によるデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえ、株式価値評価(DCF法、純資産法等の手法によるもの)を実施し、その結果をもとに相手先との協議により決定しており、公正かつ妥当であると判断しております」と記載) |
| 日程 | 2026年9月30日 取締役会決議・契約締結/2026年10月1日 株式譲渡実行予定 |
開示資料によれば、取得株式数は34,168株です。取得価額は相手先との守秘義務契約により非開示とされ、外部専門家によるデュー・ディリジェンスの結果等を踏まえ、株式価値評価(DCF法、純資産法等の手法によるもの)を実施し、その結果をもとに相手先との協議により決定しており、公正かつ妥当であると判断していると記載されています。本件株式取得価額は、直前事業年度である2026年3月末日における連結純資産および個別純資産の15%に満たない金額で軽微であるとも記載されています(出典:株式会社コンフィデンス・インターワークス 2026年9月30日公表資料)。
対象会社は2015年3月設立、資本金100,000千円で、ゲームの企画・開発・運営を事業内容としています。取得前の大株主及び持株比率は個人が81.46%、株式会社Cygamesが15.00%、その他が3.54%です。直近3期の売上高は658,455千円、581,218千円、290,656千円、営業利益は同順に△315,309千円、△127,263千円、△107,044千円です(出典:株式会社コンフィデンス・インターワークス 2026年9月30日公表資料)。
日程は、取締役会決議日と契約締結日が2026年9月30日、株式譲渡実行日が2026年10月1日の予定です。買い手は、自社グループが有するゲーム・エンタメ業界の人材ネットワークを対象会社に提供することで同社の開発体制を強化するとしています。
中小企業の経営者は、どう読むか
対象会社は三期続けて営業赤字で、売上も落ちています。それでも買い手が付いています。人材の会社が、自分たちが人を送り込める先を手に入れる、という組み立てです。
赤字の会社の値段は、これまでの利益ではなく、これからどうなるかで決まります。ここでは将来の資金の流れで見る方法と、資産から見る方法の両方を使ったと書かれています。
見方が複数あるのは、一つの方法だけでは説明しきれないからです。赤字が続いていると将来の見込みは立てにくく、資産だけで見ると事業の価値が落ちます。両方を並べて、話し合いで決めることになります。
株主には、事業会社が一定の比率で入っていました。取引先や同業が株主にいる会社では、譲渡にあたってその人たちの意向も確かめる必要があります。
買い手は、自社が持っているもの(人のネットワーク)を相手に入れることで立て直すと書いています。赤字の会社が買われるのは、買い手に治す手立てがあるときです。