Glossary — 手数料・仲介契約

手数料・仲介契約

仲介会社に支払う費用と、仲介契約の条項に関する言葉この場面で実際に使われる39語を、意味と使われる場面つきで並べました。用語名を押すと、押さえどころと関連する用語をまとめたページが開きます。

レーマン方式Lehman formula

取引金額を金額帯ごとに区切り、大きい部分ほど低い料率を掛けて成功報酬を計算する方式です。一般的な料率は5億円以下の部分5%、5〜10億円4%、10〜50億円3%、50〜100億円2%、100億円超1%とされています。

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基準額

レーマン方式の料率を掛ける対象となる金額です。株式価値(譲渡対価)、オーナー受取額、企業価値、移動総資産など会社によって異なり、同じ料率でも報酬額が大きく変わります。依頼前に必ず確認してください。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系と基準額の考え方
移動総資産

株式価値(譲渡対価)に負債総額を加えた金額です。仲介会社によって成功報酬の基準額の取り方が違うため、どの金額を基準にするかで手数料が変わります。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系と基準額の考え方
着手金

仲介契約の締結時に支払う費用です。成約に至らなくても返金されないのが一般的で、着手金を設けない仲介会社もあります。手数料を比べるときは、着手金の有無だけでなく中間金や最低報酬額を合わせて見ます。

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中間金

基本合意の締結時など、プロセスの中間段階で支払う費用です。成功報酬の一部前払いとして設定されることが多く、不成立のときに返金されるかどうかは仲介会社ごとに異なるため、契約前に確かめます。

この用語のページ詳しく読む — 中間金とは
成功報酬

M&Aが成約(クロージング)した時点で発生する報酬です。着手金や月額報酬を設けず成功報酬を中心とする体系は「成功報酬型」と呼ばれます。最低報酬額が設けられていることが多く、小規模な案件ほどここが効いてきます。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系と計算例
最低報酬額

レーマン方式で計算した金額がこれを下回る場合に適用される、成功報酬の下限です。小規模な取引では、料率で計算した金額よりこの下限が効くことがあります。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系と最低報酬額
テール条項Tail clause

仲介契約の終了後一定期間内に、紹介を受けた相手と成約した場合には手数料が発生するという条項です。契約を解除しても直ちに手数料義務が消えるわけではないため、期間と範囲の確認が大切です。

この用語のページ詳しく読む — テール条項とは
専任条項

特定の仲介会社一社だけに依頼し、他社への並行依頼をしないことを定める条項です。情報管理を徹底しやすい一方、依頼先を固定する重い約束でもあり、中小M&Aガイドラインでも契約前の十分な説明が求められています。

この用語のページ詳しく読む — 複数の仲介会社に相談してよいか
アドバイザリー契約

支援の業務範囲・手数料・期間・解約条件を定める、仲介会社との契約です。専任条項とテール条項の内容は、署名前に必ず読んでください。

この用語のページ詳しく読む — 複数の仲介会社に相談してよいか
両手取引

一社の仲介会社が売り手と買い手の双方から手数料を受け取る形です。利益相反が生じ得る構造であるため、中小M&Aガイドラインは双方に対する事前の開示を求めています。

この用語のページ詳しく読む — 両手取引とは
月額報酬(リテナーフィー)Retainer Fee

仲介会社やFAに、契約期間中毎月支払う固定の報酬です。成約の有無にかかわらず発生し、受け取る会社と受け取らない会社があります。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系
企業評価料

仲介会社やFAが、会社の価値の目安を算定するときに請求することがある費用です。無償で行う会社も多く、依頼先によって扱いが異なります。

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実費

仲介会社やFAの報酬とは別に、交通費、資料の作成費、登記や公告の費用など、実際にかかった経費を依頼者が負担するものです。契約で範囲を定めます。

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レーマン方式の基準額の種類

成功報酬の計算で料率を掛ける基準額には、株式の譲渡価格、譲渡価格に負債を加えた移動総資産、オーナーの受取額など複数の考え方があり、仲介会社によって異なります。

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仲介契約

売り手または買い手が仲介会社に支援を依頼するときの契約です。業務の内容、報酬、期間、専任の有無、秘密保持、契約終了後の扱いを定めます。

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直接交渉の禁止

仲介会社が紹介した相手と、仲介会社を通さずに直接交渉や契約をしてはならないという仲介契約の条項です。テール条項と並んで、仲介会社の紹介を守るために置かれます。

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仲介契約の解約

仲介契約を期間の途中で終わらせることです。解約の条件、予告の期間、解約後の報酬やテール条項の扱いが契約で定められます。

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自動更新条項

仲介契約の期間が満了しても、どちらかが申し出ない限り同じ条件で契約が延長されるという条項です。気づかないうちに契約が続くことがあるため、期間と申し出の期限を把握しておきます。

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利益相反

一人の支援者が、利害の対立する売り手と買い手の両方の利益に関わることで、どちらかの利益が損なわれる恐れがある状態です。仲介では避けられないため、説明と管理が求められます。

この用語のページ詳しく読む — 仲介とFAの違い
セカンドオピニオンSecond Opinion

依頼している仲介会社とは別の専門家に、価格や条件、進め方について意見を求めることです。中小M&Aガイドラインは、依頼者がこれを求めることを妨げないよう支援機関に求めています。

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FA報酬

売り手または買い手の一方に付くFAに支払う報酬です。仲介と違って片側からだけ受け取るため、報酬の水準や構成が仲介と異なることがあります。

この用語のページ詳しく読む — 仲介とFAの違い
専門家費用(弁護士・税理士)

最終契約書の確認や税務の設計のために、弁護士や税理士、会計士に支払う費用です。仲介会社の報酬とは別に、依頼者が直接契約して負担します。

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DD費用の負担

デューデリジェンスにかかる専門家の費用を誰が負担するかという取り決めです。調査を行う買い手が負担するのが原則で、売り手が自ら行う調査は売り手の負担です。

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仲介手数料の消費税

仲介会社やFAの報酬には消費税がかかります。料金の表示が税別か税込かを確かめ、総額で比べることが必要です。

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手数料の支払時期

仲介会社やFAへの報酬を、いつ支払うかという取り決めです。契約時、基本合意時、成約時のどこで何を支払うかが会社によって異なります。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系
M&Aプラットフォームの手数料

ウェブ上のM&Aプラットフォームを使って相手を探し、取引した場合に運営会社へ支払う手数料です。仲介会社の報酬より低く設定されていることが多い一方、支援の範囲が異なります。

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紹介料

仲介会社やFAが、案件を紹介してくれた士業や金融機関などに支払う謝礼です。依頼者の手数料に影響しないのが本来の形で、ガイドラインも透明性を求めています。

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報酬の交渉

仲介会社やFAの報酬の条件について、契約の前に内容を確かめ、必要に応じて修正を求めることです。料率だけでなく、基準額・最低額・中間金・専任条項を含めて話し合います。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系と計算例
手数料の開示

支援機関が、報酬の計算方法、基準額、料率、最低額、支払時期を依頼者に明示することです。中小M&Aガイドラインが支援機関に求める事項の一つです。

この用語のページ詳しく読む — 当社の料金体系
重要事項の説明

仲介契約を結ぶ前に、支援機関が依頼者に対して、業務の内容、報酬、専任条項、利益相反、秘密保持などの重要な事項を説明することです。中小M&Aガイドラインが求めています。

この用語のページ詳しく読む — 当社のガイドライン遵守について
成功報酬の計算例

料率表と基準額の定義を実際の金額に当てはめて、成功報酬がいくらになるかを示した例です。依頼先の料金を理解するには、計算例で確かめるのが最も確実です。

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受託審査

仲介会社が、依頼を受けるかどうかを社内で審査することです。反社会的勢力の確認や、取引の適切さを確かめます。

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インサイダー管理

公表前の重要な情報を知る人の範囲を限り、記録して管理することです。上場会社が関わる取引では必須です。

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片手取引

助言する側が、売り手か買い手の一方だけについて助言する形です。仲介に対する言い方です。

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重要事項説明書

仲介契約を結ぶ前に、手数料の内容や利益相反の可能性などを書面で説明するものです。中小M&Aガイドラインが求めています。

この用語のページ詳しく読む — 中小M&Aガイドライン第3版の実務対応
専門家活用枠

事業承継・M&A補助金の枠のひとつで、M&Aに要する専門家の費用の一部が補助の対象になります。

この用語のページ詳しく読む — M&A支援機関登録制度の位置づけ
専任専属

仲介やアドバイザーを一社に限って依頼する契約の形です。自ら相手を探すことも制限されます。

この用語のページ詳しく読む — テール条項とは
非専任

複数の仲介やアドバイザーに同時に依頼できる契約の形です。情報が広がる危険が大きくなります。

この用語のページ詳しく読む — 専任と非専任の違い

Other Scenes

ほかの場面の用語

検討と流れ(60語)相手探し・打診(37語)価格・企業価値(65語)決算書と財務の見方(128語)契約・調査(95語)成約後・引継ぎ(44語)株式・会社法・法務(184語)税務(94語)買い手・資金調達(58語)人・組織・労務(60語)業種でよく出る指標(136語)

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この用語集の使い方について。ここに載せた説明は、経営者の方が話の流れを掴むためのものです。契約書の条項や税務の取り扱いは、同じ言葉でも案件ごとに中身が変わります。実際のご判断は、必ず弁護士・税理士など専門家の確認を受けてください。当社は仲介者であり、税務顧問業務・法律事務は行いません。

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